名作「鋼の錬金術師」のアニメをちょい分析

少年ガンガンで連載していた「鋼の錬金術師」。私は当時からアニメで見ていました。これは人気が高く、アニメ化は2回しています。1回目は連載がまだ続いていたため原作とは違う最終回を迎えましたが、2回目では原作通りの終わり方をしました。色々な見方があり、映画化した時にはそういう終わり方もありなのかなと感じました。

私はこの「鋼の錬金術師」に関しては、主人公のエドワード・エルリック、そしてその弟であるアルフォンス・エルリックの声が魅力だと思います。2人とも男の子なのですが、両方女性の声優さんが演じているんです。それだと好戦的なエドの声には幼すぎるのではと思った方もいるかもしれませんが、めちゃくちゃ合ってます!腹の底から声が出せる方が演じていらっしゃるので、全然違和感なくアニメに入り込めました。もうこの声優さんといえばエドという風になっちゃってます。

ストーリー展開も申し分なしで、後半に行くに従って複雑化していきますが、それぞれが絡み合い、でも解決しつつ行くところはなんて頭が良いんだろうと感心レベルです。それぞれが得意とする錬金術にも差があるのが面白いですね。炎を自由に操るのが得意だとか、剛腕で敵を倒していく人がいたりとか。エドとアルの最終目標は、賢者の石を手に入れて不完全になってしまった身体を取り戻すことなのですが、賢者の石を探す旅の途中で衝撃的な事実を知ります。それを知った上で最終的に彼らがどんな選択を選ぶのかも見ものです。

ちょっと哲学っぽくなるかもしれませんが、エドは国家錬金術師の資格を最年少で取得するほど頭が良く、その技も申し分ないのに、背が低いというコンプレックスがあるところがまた良いのだと思います。普通、女子がキャーキャーというキャラとは違います。また、ある事件により片腕と片足をなくしていることからも、最近ありがちな無双主人公ではなく、欠点がある主人公です。一見何でもできて羨ましいと思わせておきながらも、実はそうではないんだよねと思うところがエドの魅力なのです。私は個人的に何でもできて初めから強いラノベは好きではないので、このくらいがちょうど良いと思います。よりキャラが魅力的に映り、応援したくなります。